妊活中の食事と栄養摂取
2018.03.30

妊活中におすすめの飲み物と控えたい飲み物

妊活中や妊娠の可能性がある時、口にする食べ物だけでなく飲み物にも気をつけたいものです。今回は、妊活中や妊娠の可能性がある時におすすめの飲み物と、控えたい飲み物について解説します。体を温める飲み物レシピもご紹介します。

監修医師

監修 管理栄養士 フードコーディネーター  木村静香

妊活中や妊娠中におすすめの飲み物と、避けたい飲み物を理解し、すこやかな毎日を送りましょう。

妊活中は体を温める飲み物がおすすめ

「飲むと妊娠しやすくなる飲み物は何ですか?」と聞かれることがありますが、これを飲めば妊娠にOKといった飲み物は存在しません。ただ、体を冷やさない飲み物を選ぶことで体の負担を減らことはできます。冷えは女性の体によくないので、妊活中も、そうでないときも気をつけましょう。

体を温める飲み物とは

体を温める飲み物とはどんな飲み物でしょうか。ここでは伝統的に体を温めるとされる飲み物の具体例と、効果的な飲み方(タイミング)について紹介していきます。

体を温めるのによい飲み物とは

体を温める飲み物=温かい飲み物とイメージされがちですが、実は温かい飲み物でも体を冷やしてしまうものがあります。飲み物の温度ではなく何を飲むのかが体を冷やさないポイントです[1]。

また体を温める食品も上手に活用するとよいでしょう。体を温める食材には、かぼちゃ、たまねぎ、まぐろ、しょうがなどがあげられます。どれも特別な食材ではないので、冷蔵庫にストックしたりしながら普段の食事に取り入れてみてください。

<体を温める飲み物>

おすすめは紅茶です。より効果を高めるためには、生姜を入れて生姜紅茶にすることで、利尿作用の高い温かい紅茶と生姜のダブル効果が期待できるのでおすすめです。他には、ココアやたんぽぽ茶、黒豆茶なども体を温める飲み物です[1]。

いつ飲むと効果的?

どのタイミングでも基本的には大丈夫ですが、1日のうちで1番気温が下がる朝に体を温める飲み物を飲むことは効果的といえます。1日のスタートを切る朝に1杯飲み、体温をあげ血行を促すことで冷え予防が期待できます。また就寝前も体を温めたいタイミングのひとつですので、就寝前に飲んでから布団に入ることで眠りにつきやすくなると言えます。ただしカフェインが多く含まれている種類のものは、かえって眠りの妨げになりますので避けましょう。

体をポカポカにする飲み物レシピ2つ

市販品でも選び方を間違わなければ体を温める効果が期待できるものはたくさんあります。ですが、体を温める食材は身近なものばかりでしたので、ぜひご自宅でお気に入りのレシピを見つけてみてください。

<レシピ:ハニージンジャーティー 1杯分>

冷蔵庫にある材料で、いつもの紅茶がグレードアップ!

食材:はちみつ 大さじ1/しょうが(すりおろし)小さじ1~2/紅茶 200ml

1. ティーカップに、紅茶を入れる。

2. 1.にはちみつ、しょうがを入れ、よく混ぜる。

※はちみつ、しょうがの量はお好みで調整してください。

<レシピ:かぶとツナの和え物 2人分>

体を温める食材のかぶとまぐろの簡単メニューです。

食材:かぶ 2個/ツナ缶 1缶/塩・こしょう 少々/しょうゆ 小さじ1

1. かぶは根と葉の部分をそれぞれ食べやすい大きさにカットする。

2. 1.のかぶに塩少々(分量外)を加え、塩もみをする。

3. 2.のかぶがしんなりしたら、水でさっと洗い水気を切る。

4.ツナ缶の汁気を軽く切り、かぶと和え、最後に塩こしょう、しょうゆで味をととのえてできあがり。

妊活中は控えたい飲み物

妊娠中に絶対に飲んではいけない飲み物はありませんが、量を控えたい飲み物があります。

体を冷やす飲み物

薬膳の考え方では、身近なほうじ茶、煎茶、抹茶などは体を冷やす飲み物に分類されます。これらはホットで飲んでも体を冷やす効果があり、温度は関係ないので飲みすぎには注意したい種類の飲み物です[1]。

また、飲み物の他にも、体を冷やす食材が入っている料理の食べすぎには注意しましょう。体を冷やす食材には、きゅうり、なす、わかめ、バナナ、豆腐などがあげられます。もちろんどの食材にも大切な栄養素が入っていますので、完全に避けるわけではなく、食べる量、頻度を調整しましょう[1]。

アルコール飲料

妊娠中の飲酒は、へその緒を通して胎児へと送り届けられてしまいます。少量であれば心配することはないかもしれませんが、アルコールは安全許容量に個人差があるため、どのくらいまでが大丈夫なのかが明確ではありません。妊娠中はもちろん、妊娠の可能性がある女性は控えましょう。

まとめ

妊娠しやすくなる飲み物は存在しませんが、妊娠しやすい体づくりのために体を冷やさないことを習慣にしましょう。体を温める飲み物は、簡単に取り入れられるので無理のない範囲で始めましょう。

参考文献

  1. [1]杏仁美友監修. 五性・五味・帰経がひと目でわかる 食品成分表. 池田書店2016;22-271

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