風邪
2017.11.30

喉(のど)の痛みを和らげる5つの方法

喉(のど)が痛いときに効果的な生活習慣、食べ物、飲み物、薬、ツボについて、それぞれ紹介します。また、アイスやヨーグルトなどの冷たいものは喉が痛いときに食べてもいいのかについても、注意点とともにお伝えします。

喉(のど)が痛いと、食事がつらくなることもあります。つらい喉の痛みをなんとかしたい時に効果的な、痛みを和らげる5つの方法をご紹介します。

喉の痛みを和らげる、簡単な5つの方法

喉の痛みを和らげるために、簡単にできる5つの方法をご紹介します。

マスクをつける

喉の乾燥を防ぐことで痛みの緩和をサポートします。病原菌の侵入や増殖の予防にも役立ちます。

首を温める

首元を温めることで、冷えによる血流の滞りを防ぎ、痛みの緩和につなげます。

消毒液を使ってうがいする

喉に付着した痛みの原因を洗い流し、粘膜を正常な状態にする助けになります。ただし、常在菌なども洗い流してしまう場合があるので、予防には消毒液を使わない方がよいでしょう。

できるだけ口を開けない

乾燥した空気が通過すると、刺激になる場合があります。できるだけ声を出さず、口での呼吸を避けることをおすすめします。

飴をなめる

飴は唾液を分泌させ、喉を潤す効果が期待できます。好みの味で、なるべく長くなめていられるものがおすすめです。

喉が痛い時に効果的な5つの食べ物

次に、喉の痛みに効果的といわれる食べ物をご紹介します。意識的に食べることで、痛みの治癒につなげるサポートとしましょう。

はちみつ

はちみつの主成分は果糖とブドウ糖です。カリウムやビタミンB₂を含むビタミンB群、有機酸などを含み、はちみつ特有のとろみを持ちます。ビタミンB₂によって粘膜の機能を助け、刺激を避けたい喉にやさしい食材です。

<レシピ:ユリ根のはちみつ煮(1人分)>

食材:ユリ根 一株/はちみつ 適量/水 50ml

  1. ユリ根をよく洗って一片ずつはがし、2分間下茹でします。
  2. 鍋に水とはちみつを入れてよく混ぜ、水を切った2を入れて弱火で五分間煮ます。
  3. 火を止めて冷ましたら完成です。

大根

大根は昔から民間療法として咳止め、喉の炎症、声がれなどに効果的とされてきました。水溶性の成分であるカリウムは細胞を正常な状態に保つ機能があるとされるので、大根をおろした汁なども一緒に摂るとよいでしょう。

<レシピ:大根湯(1人分)>

食材:大根 2cm厚/生姜 1かけ/番茶、またはだし汁 適量/醤油 適量

  1. 大根と生姜をすりおろして器に盛り付けます。
  2. 熱い番茶、またはだし汁を1にそそぎ、醤油を加えたら完成です。

生姜

薬膳や生薬などにかかせない生姜の薬効は、世界中で知られています。辛み成分のジンゲロールには白血球の数を増やす効果があり、低下した免疫力に効果があるといわれています。また、加熱するとできるショウガオールには、咳や痰を鎮める作用があるといわれています。

<レシピ:かじきのしょうが焼き(1人分)>

食材:かじき 1切れ/サラダ油 小さじ1/醤油 大さじ1/2/酒 大さじ1/2/三温糖 大さじ1/2/おろししょうが 大さじ1/2

  1. フライパンでサラダ油を熱し、かじきを両面焼きます。
  2. 1に火が通ったら醤油、酒、三温糖、おろししょうがを混ぜ合わせたものを加えて全体に絡めます。
  3. 焦げないうちに盛り付けたら完成です。

ネギ

ネギには独特の香りのもとであるイオウ化合物の一種で、器官や気管支を拡張し、痰を出しやすくする硫化アリルが含まれています。

<レシピ:ネギのスープ(1人分)>

食材:ネギ 10cm/だし汁 200ml/塩・こしょう 少々/白ごま 少々

  1. ネギはみじん切りにしておきます。
  2. だし汁に1を加えて火にかけ、沸騰したら火を止めて塩・こしょう、白ごまを加えて完成です。

お好みでごま油を入れてもよいでしょう。

ゆず

ゆずはカリウムとビタミンC、クエン酸などが豊富に含まれています。抗酸化作用のあるビタミンCは、果肉よりも果皮に多く分布されています。酸味が強いので、喉の痛みが強いときは一工夫しましょう。

<レシピ:大根と三つ葉のゆず和え(1人分)>

食材:大根 2cm厚/三つ葉 適量/ゆず皮 適量/だし醤油 大さじ1

  1. 大根とゆず皮は千切り、三つ葉は3cm幅に切っておきます。
  2.   
  3. 1をだし醤油で和えたら完成です。

喉の痛みを和らげるおすすめの飲み物4つ

ここからは、喉の痛みに効果的と言える飲み物の一部をご紹介します。

ゆず茶

ゆず茶に含まれるビタミンCには、粘膜の強化と抗酸化作用があるといわれています。はちみつが加えらえているものなら、殺菌効果で喉の炎症を抑える作用も期待できます。

緑茶

緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があるといわれています。喉の炎症の原因を取り除くのによいでしょう。

ジンジャーティー

いわゆる生姜紅茶のことです。生姜には殺菌作用があり、温めて飲むことで体温を上げる効果も期待できます。喉だけでなく、風邪(かぜ)や体の不調全般に効果的です。

はちみつレモン

はちみつの殺菌作用とレモンのビタミンCによる粘膜の強化、抗酸化作用が期待できます。

喉が痛いときに冷たいものはダメ?

炎症がひどいときは効果的

喉の炎症がひどくて飲み込むのも痛いときは、刺激が少なく食べやすいものとして、冷たいものもよいでしょう。ゼリーやヨーグルトは、回復を早めるのに効果的な場合もあるのでおすすめです。ビタミンCを補給できる果物が入ったものだと、より効果的でしょう。最近では、細菌やウイルスを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞などの免疫細胞を活性化させる効果が示唆されている乳酸菌もあります。このような乳酸菌を含むヨーグルトを食べると、サポート効果が期待できるかもしれません。

注意!冷たいものを食べてはいけない場合も

下痢などの症状がある場合には、冷たいものは避けましょう。適度に冷たいものは喉の熱を抑える効果がありますが、あくまで一時的なものです。傷ついた喉の粘膜の修復を促すのであれば、基本的には常温のものが負担が少ないでしょう。

まとめ

喉の痛みを和らげる方法にはさまざまなものがありますが、もっとも大切なのは喉を温めて乾燥させないことです。加えて、痛みの緩和や風邪の回復をサポートする食材を使った食べ物や飲み物を活用しましょう。炎症がひどいときは無理に食べようとせず、喉への刺激が少ない食べ物や飲み物で栄養補給するのがおすすめです。風邪に効果的な栄養素が入ったものを選ぶと、よりよいでしょう。

参考文献

・「新装版 クスリは要らない!石原結實式 体温を上げて病気を治す」著・石原結實/発行・宝島社

・「実用 東洋医学」著・根本幸夫/発行・池田書店

・「からだにおいしい野菜の便利帳」監修・板木利隆/発行・高橋書店

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